古い町の保護と発展をテーマとする国際シンポジウムが18日、「中国一番の水郷」といわれる蘇州市の周荘鎮で開催されました。

　北京中日報道事業促進会の邵華澤会長と上海駐在日本総領事館の横井裕総領事は席上、「上海万博のベストシティー実践区で、周荘は中国一の水郷の姿を示している。両国の世論形成にはメディアがそれぞれ重要な役割を果たしている。このシンポジウムに出席する両国の記者は誰もが相手国をよく理解する人々で、周荘鎮のような古い町の保護と発展を議論することは重要な意義がある。シンポジウムの開催によって、外国の古い町の保護と発展の良い経験を導入してほしい」と挨拶しました。

　また、周荘鎮の代表や中日両国の出席者は、両国の古い町の保護の経験を話し合い、「10数年前から周荘では古い町の保護と発展がバランスよく行われている。その保護と発展の理念、経験と措置を広く知らせるのはマスコミの社会的な責任である」と述べました。

　このシンポジウムは中日報道事業促進会と中国新聞社蘇州支社が共催したもので、人民日報社、新華社通信、中国新聞社、中国国際放送局、人民中国雑誌社など中国のマスコミと日本の共同通信社、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、北海道新聞、西日本新聞社などの記者40人あまりが参加しました。（文・写真：任春生）