中国の李毅中工業情報化相は15日、浙江省の寧波市で「中国はモノのインターネットを含む新しい技術及び次世代産業の発展を加速させていく」ことを明らかにしました。

　「情報化と都市発展」をテーマとするフォーラムは寧波市で開かれています。15日、李毅中工業情報化相は「中国は情報ネットワークのインフラ整備に力を入れていく。それは、モノのインターネット産業を養成すると共に、ブロードバンド通信ネットワーク、デジタルテレビネットワークならびに次世代インターネットといった三つのインターネットの融合を推し進めていくことだ。このほか、情報化と都市化を推し進め、3G、電子商務、ソフトサービス、インターネット動画、電子娯楽などの新しい産業の発展に力を注いでいく。そして、モノのインターネットなどの新しい技術もサポートしていく」と述べました。

　李工業情報化相の話によりますと、今年3月末までに、中国の固定電話の使用世帯数は10億9000万、インターネット利用者数は4億400万人にのぼっているということです。（朱丹陽）