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中国アラブ諸国協力フォーラム閣僚級会議、開催

2010-05-13 20:32:25     cri    

 中国アラブ諸国協力フォーラムの第4回閣僚級会議が13日、天津で開かれました。温家宝首相は開幕式で挨拶し、基調演説を行いました。温家宝首相は、当面の国際政治情勢に対する中国政府の姿勢や関連政策の主張を説明すると共に、中国とアラブ諸国の全面的な協力、共同発展といった戦略的パートナー関係を確立することを提案しました。

 温家宝首相は「世界経済は緩やかに回復しているが、基盤は安定していない」とした上で、世界経済の持続可能な回復に影響する障害をなくすには、平和かつ安定した国際環境を積極的に作ること、国際経済や金融システムの改革を推し進めて、一日も早く公正かつ合理的な国際金融秩序を作りあげること、ミレニアム開発目標の発展を加速し、南北のギャップを縮小することを提案しました。

 温家宝首相は「国際情勢が深刻な変化を起こしている中で、中国とアラブ諸国が一致する点、共同利益、相互求める内容などが増えている。各分野の関係を全面的に引き上げることは、双方の国民の根本的な利益に符合し、世界の平和と発展にもプラスになる」と強調した上で、「中国はアラブ諸国と共に、戦略的パートナーシップを強化し、貿易協力を全面的に拡大し、人的交流と対話を積極的に展開して、双方の関係を推し進めていきたい」と述べました。

 今回のフォーラムのテーマは「全面的な協力の深化と、共同発展の実現」です。楊潔チ外相、アラブ諸国の議長を努めるリビアのクーサ外相、アラブ諸国連盟のムーサ事務総長が主催します。アラブ諸国連盟の22の加盟国の外相や代表が参加しています。(朱丹陽)

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