国務院台湾事務弁公室の王毅主任は29日、上海で「各界の注目を集めている両岸経済協力枠組協定(ECFA)が調印されれば、必ず歴史の検証に耐えうる」と述べました。
新華社通信によりますと、中国共産党台湾弁公室と上海万博実施委員会などが29日、上海で宴会を催し、上海万博開幕式のイベントに出席する台湾各界の代表らを招待しました。王毅主任はその際「当面、ECFAの調印交渉は海峡両岸にとって焦点の一つとなる。協定の調印は両岸経済が共に利益を得ることにプラスとなり、海峡両岸の人民、特に台湾同胞に実質的な利益をもたらす」と述べました。
また王毅主任は「今回の万博は台湾同胞が40年ぶりに参加する万博となり、台湾各界が万博の準備や建設、それに運営などに積極的に参加し、参加する分野の広さと深さはかつてないものだ」と述べました。
中国国民党の連戦名誉主席、呉伯雄名誉主席、親民党の宋楚瑜主席など台湾からの代表200人あまりが宴会に出席しました。(翻訳:huangjing)
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