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<青海地震> 21日は「国家哀悼活動」

2010-04-21 17:54:48     cri    

 今日4月21日は青海省玉樹でマグニチュード7.1の大地震が発生して一週間となりました。

 大地震による犠牲者は2000人以上に上り、負傷者は1万2000人を超えています。

 犠牲者を悼むため、中国政府はこの21日を「全国哀悼活動」と決定しました。

 午前10時、青海省内で防空警報のほか、自動車や列車の警笛が鳴らされました。

 首都北京では胡錦涛国家主席、江沢民前国家主席、呉邦国全国人民代表大会常務委員会委員長、温家宝首相ら中央政府指導者は全国民とともに、大地震の犠牲者に黙祷をささげました。

 天安門広場では国歌とともに国旗が掲げられた後、半旗の位置までゆっくりと下げられました。

 震源地の玉樹県でチベット族と漢族の住民数千人が黙祷をささげました。

 60代のチベット族住民ブチョンチョマさんは「犠牲者の数は多すぎだ。隣の人々が全員亡くなった。耐えられない痛みだ」と語りました。

 54歳の漢族住民李建英さんは「全国でも哀悼し、私も毎日悼んでいる」と語りました。

 親族と友人13人を亡くしたアンサイツェニンさんは「痛みを力に変えなければならない。生きている人はこれからも生きていかなければならない。地震の次の日、すぐ、テント、食べ物、水が運ばれてきた。政府に感謝している」と語りました。

 青海省の中心都市西寧では市民1万人以上が哀悼活動に参加しました。

 上海市ではテスト運営が始まった万博の娯楽イベントを一時中止としました。

 青海省パビリオンでは犠牲者への献花式を行いました。

 王海萍館長は「長江の源流地には青海省、河口地域には上海市。われわれ万博青海省パビリオンのスタッフ全員は哀悼の意を表す」と語りました。

 香港特別行政区では半旗を掲げ、午前9時半から、曾蔭権行政長官をはじめ、特別行政区政府職員が1分間黙祷しました。

 中央政府の香港特別行政区駐在連絡事務所も哀悼式を行いました。

 また、海外にある中国の外交機関も哀悼式を行いました。

 シドニー駐在総領事館で行われた追悼式で胡山総領事は「犠牲者と負傷者の数が増え続けるに伴い、悲しみが増している。領事館員と中国系企業職員は多くの義援金を出した」と語りました。(ジョウ&吉野)

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