数ヶ月続いていた中国西南地区の干ばつ状況が、このほどの降雨によっていくらか緩和しました。

　国家洪水干ばつ防止本部が20日明らかにしたところによりますと、今月の17日以来、西南地区の一部地域では雨が続き、貴州省の干ばつ状況は緩和し、耕地の被害面積はこれまでより7万ヘクタール余り減少し、飲用水不足に悩まされていた人口数も180万人少なくなりました。また、広西チワン族自治区では耕地の被害面積が降雨前に比べて100万ヘクタール以上少なくなり、飲用水不足にあった人口の数も63万人減少しました。

　19日までに干ばつによる耕地の被害面積は全国ではなおも780万ヘクタール余りに達し、2200万人余りの人口が飲用水不足の状態にあります。（翻訳：玉華）