アイスランドの噴火による火山灰が欧州大陸に広がり、影響範囲がますます拡大しています。これを受けて、ドイツとイギリスは18日、航空規制の時間を延長しました。また、火山灰の影響は欧亜大陸を跨ぎトルコまで広がっています。
ドイツ航空安全部門の報道官はこの日、「ドイツの各空港を現地時間の19日朝2時まで閉鎖する」ことを発表しました。また、運輸部門は「火山灰は依然として活発な動きを見せていて、天候も不利なため、中欧まで広がる可能性がある」として、空路不通の状況は続くだろうと予測しています。
イギリスも18日、緊急閣議を開き、アイスランドの火山灰によるイギリス航空業への影響対策を議論しました。アドニス運輸相は閣議後「イギリスの空路は火山灰の影響を受けて、数日間の航空管理規制が続いているが、少なくとも19日までは延長される」と明らかにしました。
同じ日、トルコ民用航空局も、火山灰がトルコ領空まで広がっているため、18日から19日まで航空規制を実施することを発表し、指定の飛行標高内でのあらゆる航空便を閉鎖するとのことです。
また、フランスとオランダは18日にそれぞれ空き航空機でテストを行い、火山灰の飛行に対する危害を検定しましたが、両国の関連部門は航空運営の回復時間には明確な答えを出しませんでした。(翻訳:ヒガシ)
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