インドネシアの新聞「ジャカルタ・ポスト」の17日の報道によりますと、環インド洋諸国28カ国は2011年に各国の津波早期警戒システムを整合して地域的な津波早期警戒ネットを合同で建設し、このネットを以ってアメリカと日本のシステムに代えることを計画しています。
28カ国の代表は14日から16日にかけて、インドネシアのバンダ・アチェで3日間にわたる会議を開き、各国は自国の津波早期警戒システムを地域的なネットに結成することで合意しました。
現在、28カ国のうち、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、インド、タイだけが早期警戒システムを持っており、これらのシステムを地域的ネットに整合しても、その機能は2級早期警戒システムに相当するだけで、津波の到達時間と波の高さしか予測できないので、各国はこのネットを3級にレベルアップし、波と海岸との間の距離に関する情報が提供できるようにしたいということです。(翻訳:玉華 チェック:金井)
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