中国の胡錦涛国家主席は12日ワシントンで日本の鳩山由紀夫首相と会談しました。
胡錦涛主席はその中で「21世紀はすでに2つ目の十年に入った。国際情勢と地域情勢が変革と調整を迎える中で、中日関係の発展は新しい好機に恵まれている。双方はこの好機をつかみ、中日関係が新たな進展をとげるよう、戦略的互恵協力の水準を引き上げていくべきだ」と指摘しました。
胡主席はまた「中日両国はハイレベル交流を保ち、政府間、政党間、議会間など各分野における対話と交流を引き続き強化していくべきだ。これと同時に、互恵協力を強め、エネルギーや環境、低炭素技術などの分野での協力を拡大すると共に、人的交流を一層推進し、アジア一体化プロセスを目指して協力を強めなければならない」と語りました。
鳩山首相は、日中戦略的互恵関係の一層の発展に期待を示し、中国と共に努力し、両国が達成した合意を実施し、東中国海を友好・協力の海にしていくと示しました。鳩山首相はさらに「日中食品安全協力提議の推進と、環境保全技術や気候変動対策などの面で中国と協力を強め、グリーン経済の推進に関する経験を分かち合いたい。また、中国及びこの地域のほかの国々と友好協力関係を確立し、東アジア共同体の構築を推進していきたい」との考えを示しました。(翻訳:ZHL)
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