中国では、笑いや生活の知恵に溢れた新ドラマ『媳婦的美好時代』（嫁の素晴らしき時代）が、放送スタートと同時に、圧倒的な支持を集めています。3月30日の北京地域での視聴率は10.22％を記録し、去年の人気ドラマ「潜伏」をすでに上回り、最高記録を2年ぶりに更新しました。

　北京テレビ局が放送するこのドラマは、中国ドラマでもすでに定番となっている、嫁姑問題がテーマです。黄海波（ホァン・ハイボウ）扮する夫「余味」の両親が再婚しているため、海清（ハイ・チン）扮する妻の「毛豆豆」は2人の姑を持つことになります。「毛豆豆」と手ごわい姑たちをめぐるドタバタ劇を、軽快かつユーモア溢れるタッチで描いています。

　一方はキャリアウーマン、他方は専業主婦と全く異なる人生を歩んできた2人の姑は互いを敵対視し、顔を合わせては取っ組み合いの大げんかを始めます。そこに、変わり者の義理の妹も加わり、一家には次から次へと騒動が巻き起こります。間の抜けた「毛豆豆」と気の弱い「余味」が、あの手この手で家庭をひとつにしてきます。(翻訳:芋)