日本警察庁の安藤隆春長官は1日、中国の公安当局が日本に輸出された中国製冷凍餃子中毒事件で、このほど毒物投入の容疑者の身柄を拘束したことに敬意を示しました。
時事社によりますと、安藤隆春長官は1日の記者会見で、「中国公安当局の長期間にわたる粘り強い操作が実を結んだもので、敬意を表する」とした上で、情報交換のため警察庁の幹部を中国に派遣する意向を示しました。
報道によりますと、2008年の初め、河北省の石家荘市にある天洋食品工場が生産した日本向け輸出餃子により日本で中毒事件が起こったことを受け、中国政府はその後2年にわたる努力を経て、このほどこの中毒事件は食品への毒物投入が原因であるとして、呂月庭容疑者を逮捕しています。
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