温家宝首相は1日、ドイツのメルケル首相と電話会談を行いました。
温首相は席上「中国はドイツとの関係を重要視し、両国の貿易と経済協力を拡大していく。ドイツ企業の中国への投資を歓迎し、新たな協力分野を中国側と共同で切り開くことを期待する」と述べました。
これに対しメルケル首相は「ドイツと中国との対話と協力はかなりの成果を収めた。ドイツは中国と連携し、ハイレベルの交流と互恵協力をさらに強化し、双方の関係をより高いレベルに引き上げていきたい」と述べました。
また、両国首相は、世界経済の不均衡は複雑な原因によるもので、その責任をひたすら生産大国と貿易大国に押付けることは出来ないという点で共同の認識に達したあと、「中国とドイツはいずれも重要な経済体であり、国際貿易と経済成長の促進に重要な貢献をした。各国はいかなる形の保護貿易主義と投資保護主義に反対し、世界経済の持続的な回復を共同で実現していく」と表明しあいました。
また、双方は気候の変動やイラン核問題などについて意見交換を行いました。(翻訳:huangjing)
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