中国国営の新華社通信によりますと、中国の梁光烈国防相は25日午前、北京でアフガニスタンのワルダク国防相と会談しました。
ワルダク国防相はカルザイ大統領とともに中国を訪れています。
会談の中で梁光烈国務相は「中国とアフガニスタンは友好な関係を保っている。中国の核心利益に関わる問題で、アフガニスタンが強く支持してくれていることを感謝している。ここ数年、両国の軍隊の関係は著しい進展を遂げており、装備、物資、人材育成などでの協力は円滑に行われている」と現在の両国関係を評価しました。その上で「国家主権や領土、国内安定を維持する力の強化に向けて、アフガニスタン国民軍をできる限り支援していきたい」との意向を示しました。
これに対して、ワルダク国防相は国民軍の設立状況について説明しました。そして「国家主権を維持する力や国内外の脅威に対応する力の強化などの面で、国民軍に大きな援助を提供してくれた」とし、数年にわたる中国側の支持に感謝を述べました。その上で「中国とともに地域の安全と平和の維持に努めたい」との姿勢を示しました。(朱丹陽)
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