英国航空・ブリティッシュ・エアウェイズの労働組合は、労使交渉の決裂を受け、20日から3日間のストライキに突入しました。このストライキで、既に利用客数千人に影響を及ぼしています。

　組合がストライキを行うのは13年ぶりで、ストライキに参加した組合員はロンドンのヒースロー空港で乗組員を運ぶ車の通行を妨害し、一部のフライトに遅れが出ました。ブリティッシュ・エアウェイズは、20日と21日にそれぞれ4万9000人の乗客の利用を確保すると発表しています。しかし、この数は通常の週末の乗客数の3分の2でしかありません。

　組合の幹部によりますと、雇用者側との対決で、今月末に再度4日間に渡るストライキを行うとのことです。（訳：恂）