欧州連合(EU)のアボウ駐中国大使は17日北京で、為替レートは国の貨幣政策に関わるため、一部の国が人民元切り上げで中国へ圧力をかけるのは国際貿易問題の解決に無用だと意見を述べました。
これは当日の記者会見で述べられたもので、さらに、「為替レートは大変複雑な問題で、圧力をかけるより建設的な態度で議論すべきだ。圧力をかけるのはこの複雑な問題のよい解決策ではない」と述べました。
また、中国とヨーロッパの関係について、アボウ駐中国大使は楽観的な態度で、「ここ数年、上層部が頻繁に相互訪問し、各分野における協力は順調に進められている。今後、相互投資をさらに増やし、エネルギーと環境などにおける協力を拡大していきたい」と述べました。(閣、畠沢)
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