中国の薛金維カメルーン駐在大使は15日、「12日早朝、カメルーンのバカシ半島付近海域で拉致された7人の中国人は現在、生命の危険はない。中国とカメルーンは緊密に協力して救出に努力している」と述べました。
現地時間の12日朝2時、大連北海漁業公司の漁船2隻がバカシ半島付近の海域で正体不明の武装勢力の襲撃を受けました。船内には20人おり、そのうちの7人が拉致され、船内の荷物も奪われました。漁船およびその他の船員は7時に、カメルーン南西部のリンベ港に戻りました。戻った船員のうち2人が軽傷を負いました。
事件発生後、薛金維大使の委託を受け、カメルーンのドアラ駐在中国領事館の張玉森領事は直ちに、調査員を派遣し、詳しい情況を聞くとともに、負傷者を慰問しました。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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