新華社通信は10日、チベット仏教が破壊されているというダライラマの発言に反論する社説を発表しました。
ダライラマは、1959年3月10日に起きたチベット動乱を記念する集会で、「チベットの寺院は観光の場所になり、僧侶たちは修行ができなくなっている。これはチベット仏教を破壊する行為だ」と述べました。
これに対して新華社通信の社説は、チベット文化の専門家カルザン・イェシェ氏の話を引用して反論しました。社説は「チベットの宗教活動は自由に行われている。中央政府は正当な宗教活動を守っている。大量の資金を投入して寺院を修繕し、文化財を保護するとともに、多くのチベット仏教の経典を翻訳、出版し、宗教活動に便宜を提供している」と述べています。(鵬)
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