ロシアのラブロフ外相が9日、「ロシアとアメリカは2～3週間以内に、新たな戦略兵器削減条約に関する交渉を終える見込みだ」と明らかにしました。

　ラブロフ外相はメディアに対し、「ロシアとアメリカは条約締結の最終期限を設定していない。ジュネーブで行われている交渉について、双方は具体的な期限内に終了することを急いでいない」と述べましたが、「2～3週間以内に交渉を終えるだろう」と交渉終了の可能性も示しました。

　また、ラブロフ外相は「新条約には、ミサイル防衛問題の関連内容がある。攻撃的兵器と防衛的兵器の関係を明確にする必要がある」と強調しました。（Katsu/吉野）