イラク連邦議会選挙の投票が7日終了し、得票集計が始まりました。イラク選挙管理委員会筋によりますと、暫定的な開票の結果は7日夜に公表されるということです。

　アルジャジーラTVの報道によりますと、すべての投票所はバグダッド時間の7日午後5時に閉鎖されました。投票終了後、各投票所もイラク治安部隊と警察の厳重な警戒の中で行われ、監督官の立ち会いの下で開票されました。

　イラク連邦議会選挙の投票は現地時間7日午前7時から始まりました。首都バグダッドでは午前から連続して、迫撃砲と爆弾による襲撃を受け、37人が死亡し、62人が負傷しました。

　イラクのマリキ首相は7日、「テロ攻撃はイラク国民の投票及びイラクの民主化の歩みを阻むことができない」と述べました。

　また、タラバニ大統領はこの日、積極的に投票するよう、イラク国民に呼びかけました。

　なお、今回の選挙はフセイン政権が崩壊した後、イラクで行われた2回目の連邦議会選挙です。世論は「選挙の最終結果は次期の政権の構成とイラクの政治の勢力地図に直接に影響するだろう」とみています。（翻訳：トウエンカ）