NPT・核拡散防止条約が発効から40年を迎えた5日、アメリカのオバマ大統領は声明を発表し、「核兵器保有量を削減し、国家安全保障戦略上の役割を縮小させる」と述べました。
声明の中で、オバマ大統領は「まもなく発表する『核体制見直し報告書』中では、アメリカは時代遅れの冷戦思考から脱却し、核兵器の保有量を削減すると共に、効果的に抑止力を維持していくと記している」と明らかにしました。
CTBT・包括的核実験禁止条約の発効については、オバマ大統領は「アメリカ政府は、議会の承認に引き続き努力していく」と述べました。
このほか、ロシアとの新核軍縮条約交渉に対しオバマ大統領は「合意すれば、両国の核兵器の保有量を大幅に削減できる」と示しました。(万、村田)
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