2月14日は中国の旧正月ー春節ですが、それに先立って共産党中央と国務院は12日北京で、今年の春節座談会を開催しました。

　この座談会は、国家主席でもある共産党の胡錦涛総書記が主催したもので、胡錦涛総書記はその挨拶で、共産党と政府を代表し、全国各民族の人々、香港とマカオ、それに台湾の同胞、海外に住む華僑に新年の挨拶を送りました。

　温家宝首相はその挨拶で、「過ぎ去った一年に、中国はこれまでなかった国際金融危機に対し一連の果敢な対応措置を講じ、経済の回復に努め、世界で率先的な成果をあげた。今年の内外情勢はより複雑であるが、中国はこれまでどおり、経済建設を中心任務とし、国際金融危機への対応策を確実に実施し、経済の安定した、比較的早い発展を保っていく」と述べました。