中国が銀行リスク管理面で収めた成果を評価するため、GARP・世界リスク管理専門家協会は9日、ニューヨークの本部で開かれた第10回リスク管理年次総会で中国銀行監督管理委員会と同委員会の劉明康委員長に2009年度リスク管理賞を授賞しました。
世界リスク管理専門家協会のリチャード・アポストリク理事長兼最高経営責任者はその際、「この賞は中国銀行監督管理委員会と同委員会の劉明安委員長が中国の大型国有銀行の資本再編成の際に肝心な役割を果たしたこと、また、中国銀行監督管理機構がリスク管理方法、政策、企業管理激励メカニズムを厳格に実行し、監督管理原則を堅持するために尽くした努力を表彰するものだ」と述べました。
リチャード・アポストリク理事長はまた「年度リスク管理賞は世界金融リスク管理分野での素晴らしい貢献者を表彰するもので、特に、今回の金融危機によってもたらされた数多くの銀行が相次いで破綻した背景の下で特別な意義を持っている」と述べました。
リチャード・アポストリク理事長は特に中国人記者のインタビューに応じた際「中国の銀行体系はここ数年間、急ピッチで成長し、中国銀行監督管理委員会も一連の政策と措置を講じ、かなりの成果を収めた。世界リスク管理専門家協会はこの成果を高く評価する」と述べました。(翻訳:huangjing)
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