アジア太平洋地域の13カ国が、海賊取締りや人道援助などの海上における協力能力を強化するため、5日からインド東部のアンダマン・ニコバル諸島のブレア港湾で合同軍事演習を行っています。
インド海軍のウァーマ海軍参謀長は記者会見で、「今回の合同軍事演習の目的は、この地域にある国々の海軍の災害対策実施と救援での協力能力を強化させると共に、海賊やテロ攻撃への対応能力を向上させ、海上通路の安全を確保することにある」と述べました。
インドの新聞「プレス・トラスト・オブ・インディア」の報道によりますと、今回の「ミランー2010」と命名された合同軍事演習には、インド海軍が軍艦5隻を出動させ、オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、スリランカとタイの8カ国の海軍が軍艦9隻を出しています。また、ブルネイ、フィリピン、ニュージーランド、ベトナムの4カ国海軍の代表もこれに参加しました。
この軍事演習は8日に終了するということです。(翻訳:トウエンカ)
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