大量リコールを実施中のトヨタ自動車に別の不具合が発生していたことが3日、明らかとなりました。日本メディアの報道によりますと、トヨタの看板車種であるハイブリッド車「プリウス」がブレーキの不具合で、国内ユーザーから苦情を訴えられたということです。
共同通信の報道によりますと、苦情を訴えられたのは、2009年5月に販売を開始した新型プリウスで、日本国内の製造です。これまで、日本の国土交通省には14件、トヨタの販売店には77件の苦情が寄せられています。
トヨタ側によりますと、今年1月以降に生産した車から、対応措置を講じたとしていますが、苦情の事実を公表していなかったことにメディアは不満を示しています。
日本のメディアの報道によりますと、トヨタは今年1月から、プリウスのABSシステムのコンピュータ・プログラムを変更することで対応していました。すでに販売済みの車については、苦情があれば対応するよう販売店に求めているということです。(翻訳:ZHL)
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