自転車はかつて北京の人々の主な交通手段でした。経済成長に伴い、自動車が増え、交通渋滞がますます深刻な状態になっている現在、北京市は自転車を再び利用するよう市民に呼びかけています。
北京の地元紙『京華時報』によりますと、現在、北京市にある自動車数は400万台に上るのに対して、自転車利用は僅か2割だけで、しかも減少しつつあるということです。それを改善するため、市政府は交通行動計画を発表し、「2015年までに、交通手段利用の割合を公共交通手段45%、車22%、タクシー8%、自転車23%にする」との目標を定めました。
また、『新京報』によりますと、自転車利用を促すため、自転車レンタリースを開設する予定で、2015年までに千箇所で5万台のレンタリース用自転車を設置するとのことです。(閣、畠沢)
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