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世界銀行、今年の経済を楽観視

2010-01-25 17:42:06     cri    





















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 世界銀行は北京で25日、「2010年の世界経済の見通し」を発表しました。それによりますと、2010年、世界経済は2.7%成長しますが、中国の成長率は9%となる見込みだということです。世界銀行のハンス・ティメル予測局局長は「現在、発展途上国は世界経済の回復をリードしているが、長い目で見れば、貸付利子の上昇問題を解決しなければならない。また、資産におけるバブルリスクに対しても各国の政府と中央銀行が注目すべきだ」と述べました。

 世界銀行の見通しは「力強い財政政策と内需の引き上げによって、東アジアと太平洋地域は昨年、世界経済の回復のけん引役になった。この成長の勢いは今年も続いていく。中国はこの地域の経済成長のリーダーだ」としたうえで、「2010年、中国の経済成長率は9%に達する」と予測しましたが、これは世界銀行の2カ月前の予想より0.3ポイント増加しました。

 世界銀行の中国担当首席経済学者である韓偉森さんは「中国経済の安定と回復は経済発展に関する一連の計画の実施のおかげである。中国経済の急速な発展を続けていくために、中国政府は現在、社会保障分野での措置をさらに強化し、持続可能な内需を形成していく」と述べました。韓偉森は「現在行っている一連の経済刺激策は暫定的なもので、いつか終わるだろう。恒久的な需要を実現するのは今後の課題である。これは、国内で改革を行い、持続可能な内需を保障していく必要がある。中国政府は医療や年金、戸籍改革などを行っている」と述べました。

 世界銀行は「世界経済が幅広い範囲で回復しているが、2009年金融危機がもたらした損失は取り戻すことはできない」と見ています。これについて、ティメル局長は「長期的な経済の方向から見れば、今回の危機は世界経済を大きく変えた。世界金融システムの監督管理の強化や、投資をより慎重に行うこと、先進国の政府間の債務増加などによって、発展途上国にとってその貸付利子が以前より高くなると見られている。発展途上国は世界金融市場の構造を変えることができないが、国内でさまざまな政策を行い、金融危機の影響を最低限にすることができる」と語りました。

 世界経済の回復に伴い、国際市場の商品価格が大幅にあがっています。これもインフレ指数の上昇を促しました。ティメル局長は「通貨政策の面では、多くの国家間同士の調整が必要である。これは金融危機で得た教訓である。各国の中央銀行は資産価格の動向などに注目している。現在、インフレのリスクがまだそれほど大きくないが、新たなバブルのリスクは非常に大きい。現在、中国政府は株式市場、不動産市場などの動向に注目して、関連政策を調整している」と述べました。

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