中国の戴秉国国務委員はジャカルタのASEAN・東南アジア諸国連合事務局で22日、演説をし「中国―ASEAN自由貿易区の設立は双方の根本的利益に合致し、互恵と共同発展にプラスとなる」と述べました。

　戴秉国国務委員は「中国―ASEAN自由貿易区は発展途上国の間で最大の自由貿易区で、双方の長期的利益を目指すシステムであることから、双方にさらに多くのチャンスをもたらし、市場の拡大と資源の最適化を実現することができる」と語りました。

　また、戴秉国国務委員は「自由貿易区を構築する過程で、中国はASEANと密接に交流し、自由貿易区の順調な発展を推し進めると共に、困難な問題を適切に処理し、互恵と共同発展を実現するために絶えず努力していく」と強調しました。（Katsu/村田）