スーダン・ダルフール問題国際専門家会議が18日カタールの首都ドーハで開かれました。会議には、国連安保理常任理事国やEU・欧州連合、アラブ連盟などの国と機関の代表が出席し、ダルフール衝突に関する各方面の全面的な和解の促進などについて論議しました。

　会議はコミュニケを発表し、「出席者はダルフール地区の戦乱の状態を終わらせ、最終的に地域の平和を実現させるため、ダルフール衝突関連の各方面がドーハ和平交渉の機会を十分に利用し、実質的な問題について接触するよう呼びかけた。スーダンとチャドの関係改善及びダルフール地区の民間団体と組織の参加はダルフール地区の和平プロセスの推進に積極的な役割を果たすだろう」と述べました。

　なお、国連とアフリカ連合によって任命された国際連合合同主任調整官のジブリル・バソレとカタールのマフムード国務相がこの会議に出席しました。（翻訳：トウエンカ）