中国の李学挙民政相は7日、湖南省長沙市で行われた民政活動会議で「昨年(2009年)1年間で、中国の災害対応能力は大幅に向上した」と述べました。
李民政省はその中で「中国は昨年、被害者支援給付金制度を設立し、自然災害による被災地の再建への補助金も増額した。各災害多発地域では、緊急状況に備え支援物資倉庫の完備が実現した。自然災害の予防や危機管理などの分野における地球観測衛星の役割をより発揮し、危機管理システムの応用を省、市、県の3レベルに推し進めた。全国の『防災デー』では、災害の対応に関する知識を大衆に普及し、個人の防災能力をも向上させた」と述べました。
昨年、中国は四川大地震による被災地への義援金の管理を強化し、現在、倒壊した建物の再建は93.4%完了しました。なお、中央政府はこれまでの一年間に、被災地への義援金として75億元(日本円で、およそ975億円)以上を投入し、支援を受けた被災者は延べ6553人に達しています。(万、吉野)
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