アラブ首長国連邦と韓国は27日、総額200億ドルあまりの原子力発電所建設契約書に調印しました。これは韓国にとって初めての海外での原子力発電所の建設になります。
国営企業の韓国電力公社を中心とする企業連合とアラブ首長国連邦原子力会社が結んだこの契約書によりますと、韓国側は2020年までにアラブ首長国連邦の首都アブダビより西330キロの所に4基の原子炉を建設することになります。1ヶ所につき1400メガワットを発電し、2017年から送電を開始する見込みです。
建設費のほか、運営、設備保全、燃料提供などの契約総額は200億ドルになります。
なお、企業連合は、韓国電力公社以外に、現代建設などの5社の韓国企業と、米のウェスティングハウス・エレクトリック、日本の東芝からなっています。(翻訳:李軼豪)
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