最高時速が394キロに達する中国湖北省武漢と広東省広州を結ぶ高速鉄道が26日に開通しました。これによって、武漢から広州までの運行時間がこれまでの10時間半から3時間半に短縮されました。一方、高額な運賃はメディアの話題となっています。
インターネットユーザーは、「武漢―広州高速鉄道の1等乗車券が780元(約10140円)、2等は490元(約6370円)の高額で、多くの乗客を失望させた」と語りました。
「武漢晩報」はその紙上に「乗車券価格が高すぎるという問題に対し、鉄道部門はそれを正視するだけではなく、出来るだけ速く対応すべきだ」という論説を載せています。
質問に対し、中国鉄道省の王勇平報道官は、「乗車券価格は高くはなく、試運営段階にあるので、今後、市場状況に基づいて、新たに査定することができる」と語りました。
鉄道省宣伝部の郭文強副部長は、「武漢―広州高速鉄道は一般鉄道より、投資額と運行コストも高いもので、投資額の回収を考慮するべきだ」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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