中国人民大学調査評価センターがこのほど発表した2009年「中国発展指数」によると、中国大陸にある31の省、自治区と直轄市の発展指数はすべて上がっており、特に中西部地区の指数の上昇率が著しいことが分かりました。
それによりますと、ここ数年、教育指数における地域差はあまり大きくなく、健康指数と社会環境指数の地域差は縮まっている一方で、生活レベル指数に見られる地域差は年々大きくなり、これが社会と経済の総合的発展レベルに見られる地域差を広げています。
また、ここ数年、西部での都市と農村の差は年々縮まってきましたが、その発展のアンバランスなことが目立ってきています。
ちなみに、ここでいう健康指数には出生時点で予想される寿命、赤子の死亡率、病床数などを含み、教育指数には成人の非識字者率や大学以上の学歴を持つ人の全人口にに対する比率などが含まれ、生活レベル指数には農村住民の1人あたりの収入、都市住民農村エンゲル係数を含むものです。また、社会環境指数には、都市の失業の登録率、第三次産業生産額のGDPに占める割合などが含まれています。
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