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来年、中国とパキスタンの関係はさらに発展

2009-12-27 13:59:10     cri    

 パキスタンに駐在する中国大使館の羅照輝大使はこのほど、中国国際放送の取材を受けた際、「中国とパキスタンとの関係は強化しつつあり、来年はより大きな成果を遂げる」と示しました。

 その中で、羅大使は「パキスタンの政治情勢が転換した今年、両国関係は様々な成果を上げ、その関係の発展の見通しを楽観視することができる」と述べました。

 政治面について羅大使は「両国は頻繁なハイレベル交流を保つ」と示しました。パキスタンのアシフ・アリ・ザルダリ大統領は去年9月に就任した際、毎年1回中国を訪問する意欲を表明した後、去年10月に中国を公式訪問しました。今年だけで、すでに中国を3回訪問しました。また、パキスタンのギラニ首相も今年、中国を訪問しました。さらに、パキスタンの議会や軍隊当局の代表らも続いて中国を訪問しました。

 羅大使は経済・貿易協力について「両国は金融危機の困難に立ち向かい、二国間の経済・貿易協力は順調に発展してきた。衛星、水利、エネルギーなどの分野で大きな成果を遂げた。また、パキスタン政府はパキスタンに駐在する中国系機関と職員の安全に様々な保障を提供し、両国の実務的な協力を推進した」と述べました。

 2009年を顧みて、羅大使は「今年はわが国の成立60周年に当たる。パキスタンは国内で記念メダルと切手を発行し、全国青少年の書画展を行うなどの様々な祝賀イベントを行った。中国の祭典を自国のものにするのは外交史上初めてのことだ。これは、パキスタンが中国との関係を重視していることと両国関係に特別な意義があることの表れである。また、『7・5ウルムチ暴力犯罪事件』が発生した直後、パキスタンは中国政府を支持する意向を表明したイスラム世界で初めての国家だ」と述べました。

 さらに、羅大使は両国の未来について「我々は、様々な分野における協力を継続的に推進し、国際と地域間問題の解決における両国の協調を強化していく。そして、来年はより大きな成果を遂げるだろう。我々は来年の両国の関係発展に自信を持っている」と示しました。(万、吉野)

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