アメリカ政府の関係者は25日、同日米デルタ航空の旅客機で乗客が爆発物を起爆させたことについて、同事件は爆破テロであったと発表しました。
匿名希望のホワイトハウスの関係者によると、アメリカ政府はこれをテロ事件と認定し、より厳しい航空安全措置を直ちに導入すると決めました。アメリカ下院の国土安全委員会のピーター・キング議員はマスコミに対して、「容疑者は23歳、ナイジェリア出身、アメリカのテロ容疑者データーベースに登録されている。アルカイダなどのテロ組織との関わりが深い」と述べました。
CNNがアメリカ政府の内部通報の内容を引用し、「容疑者はアルカイダの命令を受けて爆破事件を実施したと自供している。イエメンで粉と液体からなる小型爆発装置とマニュアルを入手した」と報道しました。
容疑者アブドゥル・ムダラードは、ナイジェリア発、オランダのアムステルダムを経由し、デトロイト行きのデルタ航空の旅客機を利用し、25日デトロイトに着陸する直前、小型爆発装置を起爆させ、自らIII度熱傷を負ったものです。同機の乗客2人が軽いけがをしました。現在、容疑者は熱傷の治療と警察当局の取調べを受けています。(翻訳:KH)
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