中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会は22日、「国防動員法草案」を再び審議しました。

　草案は、国務院と中央軍事委員会の国防動員活動での職権を既定するものです。国務院と中央軍事委員会は共に国防動員活動を指導し、国防動員の方針、政策と関連法規を制定します。また、全人代常務委員会に全国総動員或いは局部動員の議案を提出し、全人代常務委員会の決定と国家主席の動員命令に従って、国防動員活動を実施するということです。

　国防動員法は20年以上かけて準備され、今年の4月に立法段階に入りました。（Katsu/吉野）