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在ベルギー中国大使「先進国が責任を負うべきだ」

2009-12-16 16:52:02     cri    

 在ベルギー中国大使の張援遠氏は15日、ブリュッセルの中国大使館で記者会見を開き、気候変動問題について中国の立場を表明しました。

 温室効果ガスの排出について、張援遠大使は「先進国の排出量が長年に渡って多いことから、主体となって気候変動の責任を負うべきだ。世界各国にも『共通だが差異ある責任』に基づく義務が求められているが、先進国は排出削減や資金、技術の提供などについてその約束と義務を果たしていない」と指摘しました。

 その上で、張大使は「途上国である中国は、貧困撲滅や経済発展の任務が依然として大きく、気候変動に対応するためとは言え、そういった任務を犠牲にするわけにはいかない。しかし、中国は責任ある大国として、気候変動対策のために排出削減の具体的な計画をつくり、環境にやさしい経済成長を目指している」と述べました。(鵬)

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