中国の王群軍縮大使は7日、スイスのジュネーブで開催された「生物兵器禁止条約」締約国会議で発言し、「条約の枠組みの下で疫病への監視を強化することは、生物テロの取り締まりや世界の生物の安全確保の強化、締約国の実行力の向上にとって積極的な意義を持つ」と述べました。
王群軍縮大使は「『生物兵器禁止条約』は生物兵器による脅威をなくし、生物兵器の拡散防止、生物テロの対応、生物安全確保の強化などの面で重要な役割を果たす」と述べました。
このほか、王群軍縮大使は中国政府の5つの主張を紹介し、「疫病への監視と対応は国家の責任であり、政府が主導的な役割を果たす必要がある。これと同時に、途上国に対する支援を強化し、国際交流と協力を進め、互いに学び、経験分かち合い、また、WHO・世界保健機関やOIE・世界動物衛生機関それにFAO・国連食糧農業機関などの国際機構の積極的な役割を果たさなければならない」と述べました。(翻訳:HUANGJING)
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