5日にエジプトのカイロで行われたアラブ石油輸出国機構の閣僚会議で、サウジアラビアを含む多くの参加国が現在の合理的な石油価格を考慮して、今後しばらく増産する必要がないとの考えを示しました。
その中で、サウジアラビアのアリ・ヌアイミ石油鉱物資源相は「当面、市場が平穏であるので、石油輸出国は増産する必要がない」と語り、クウェートやリビア、カタールなどの閣僚がこの発言に賛同の意を示しました。
これをうけて、専門家は「OPEC・石油輸出国機構のメンバーであるサウジアラビアなどの国の発言から、今月22日に行われる第155回OPEC石油大臣会議で、OPECは原油の毎日の産出量を調整しないだろう」と予測しています。
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