WMO・世界気象機関は23日、スイスのジュネーブで『2008年温室効果ガス公表』を発表しました。この報告によりますと、主要な温室効果ガスである二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の昨年一年間の世界平均濃度が観測史上最高だったことがわかりました。
1750年以来、温室効果ガスの濃度は持続的に増加し、1990年以来、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の濃度の増加が非常に明らかとなり、特に二酸化炭素の増加幅が最も大きいということです。
増加の原因は、化石燃料の消費や農業生産などによるものと見られています。また、温室効果ガスの大量排出は、温暖化や気候変動を引き起こす主な原因とされています。(翻訳:ooeieiチェック:吉野)
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