2日間にわたる第10回世界華商大会が21日、フィリピンの首都マニラで閉幕しました。大会のテーマは、「華僑・華人間のビジネス上の連携を強化し、世界経済の繁栄を促進する」で、20余りの国と地域から約3000人の華僑・華人実業家が出席しました。

　フィリピンのカストロ副大統領が閉幕式で挨拶し「フィリピンの華僑が世界華商大会を通して、ほかの国や地域の華僑と共に世界金融危機に対応する経験や教訓、手段、方法について交流し、共に発展していくことを期待している」とした上で、その所在地の経済や世界経済の発展に新しい貢献をするよう華僑・華人たちに呼びかけました。

　なお、第11回世界華商大会は2011年10月にシンガポールで開催される予定です。（藍、金井）