韓国外交通商省の文太暎（ムン・テヨン）報道官は19日の定例記者会見で、「米朝間の対話により、6か国協議が早期に再開されることを望んでいる」と述べました。

　文報道官は、アメリカのスティーブン・ボスワース朝鮮問題特別代表の訪朝日程に関する通知を受けたのは「1日、2日前」だったことを明らかにしました。

　米オバマ大統領は19日、李明博大統領との会談後に開かれた合同記者会見で、来月8日にボスワース特使が朝鮮を訪問し、米朝二国間協議が始まることを発表しました。さらに、「アメリカにとって、朝鮮の核問題を平和的に解決する扉はずっと開かれており、朝鮮は核問題で誠意ある対応をとるべきだ」と呼びかけました。韓米の両首脳は、6か国協議により、朝鮮の「完全かつ検証可能な核放棄」を実現すべきだと強調しました。（翻訳：Yan、田中）