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中国、流失した中国文化財オークションに反対

2009-11-17 11:18:09     cri    

 国連常駐の劉振民中国次席代表は国連総会で16日、「中国は中国から密輸された文物に追跡調査の権利を持ち、園明園の文物など中国から非合法流出した文化財のオークションに断固反対する」と語りました。

 第64回国連総会は16日「文化財の返還」という議題をめぐって全体会議を開き、国連事務総長の提出した関連報告書を審議しました。

 劉振民次席代表は「文化財は国と民族のシンボルであり、人類の文明にとって貴重な財産でもある。19世紀の半ばごろから、西側諸国は数回にわたって中国に侵略戦争を行い、園明園の文化財を含む大量の文化財を中国から略奪した。これらの文化財を中国に返還すべきだ」と語りました。

 また「中国は流出された文物に追跡調査の権利を持ち、園明園の文物を含む非合法に流出された中国文化財のオークションに反対する。このようなオークションは関連の国際条約の基本精神や国連の決議に背き、中国の文化権益をひどく侵犯している」と述べました。

 さらに、「国際協力の強化は文化財の密輸を防ぎ、取り締まる効果的な方法だ。各国は文化財の返還に関する国際法の枠組みや原則を真剣に遵守し、国連の機関や国際機構と共に積極的な協力を行い、文化財の密輸と販売を共に取り締まり、双方向的や多角的な協力を通じて文化財の返還を推し進めるべきだ」と述べました。(11/17 翻訳者:Lin チェッカー:村田)

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