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今年最後の中日青年友好代表団が出発

2009-11-15 16:40:59     cri    

会場の様子

中国青年団の代表

 北京の日本大使館が主催する中国高校生訪日友好代表団の歓送レセプションが14日、亮馬橋ビルで開かれました。中日青少年友好交流年の一環として、今年、日本へ派遣される最後(第5回目)の中日青年友好交流団となります。

山田公使と中国の高校生たち

 今回のレセプションには、日本大使館の山田重夫公使や、中国高校生訪日団の総団長である河北省教育庁国際センターの李守民副処長、中国教育部の関係者、および、日本を訪問する高校生などが参加しました。

 今回の高校生代表団は総勢400人、中国各地から選抜された高校生で構成されています。一行は15日から9日間、東京都、千葉県、大阪府、京都府、奈良県、山口県、徳島県、香川県、佐賀県、熊本県、宮崎県、福岡県、大分県などを訪問します。訪問の目的は、高校の授業への参加や、部活体験、ホームステイなどの交流活動を通じて、日本の高校生や一般市民との理解を深めていくことにあります。

インタビューを受けている山田公使

 山田公使は当放送局記者のインタビューに対し、「このような青少年交流活動を通じて、中国と日本の相互理解を深め、直接日本の生活を触れることでよりよく日本のことを理解できるよう望んでいます。中国と日本という、それぞれ最も重要な二国間関係の一つである関係を、未来志向で安定的に発展させるためには、次世代を担う青少年の交流と相互理解が必要です。今回のプログラムに参加できる高校生は中国各地方の選抜されました。ぜひ、今回のプログラムを通じて得られる体験をみんなの今後の人生に有意義に活躍してほしいと思います」と述べました。

 今回の中日青年友好交流代表団の李団長は、「2005年、中日両国は21世紀東アジア青少年交流プログラムを締結し、これまでに合わせて5000人の高校生がこのプログラムに参加しました。参加者の選抜にあたっては、高校生の個人総合評価を基準として選んでいます。選ばれた高校生が今回の青少年交流活動をきっかけとして、中国と日本の両国関係の架け橋となることが目的です」と語りました。

 このプログラムに参加する山西省太原市試験高校の女子学生は、「今回、日本に行って、日本での生活、日本の高校生の生活を自分自身で体験することが一番の目的です。中国と日本の高校生の生活の違いを探り、今後の中国の発展に活かしたいと思います」と話しました。

李団長は山田公使に記念品進呈―1

李団長は山田公使に記念品進呈―2

 レセプションで高校生たちは歌とダンスを披露しました。その後、李団長から日本大使館の山田公使に記念品を贈呈しました。記念品は中国のアシを使った絵画です。

高校生の歌とダンス―1

高校生の歌とダンス―2

 今回の交流活動は今年から2011年まで、3年連続で行われます。合わせて4000人規模の交流活動となる予定です。中日の高校生らが相互理解を深め、両国の架け橋になるという希望を胸に抱いて、両国を訪れます。(王帥、王婉)

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