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温首相、残留孤児謝恩団と懇談 日中友好を強調

2009-11-11 21:13:57     cri    

 中国の温家宝首相は11日、北京で日本の残留孤児訪中謝恩団と懇談しました。

 席上、温家宝首相は「日本軍国主義が発動した中国侵略戦争は中国人民に甚大な災難をもたらした一方、日本人民にも苦痛をもたらした。侵略戦争の責任は一握りの日本軍国主義者が担うべきであり、日本人民も同じように被害者である。戦後、戦争の苦しみを嘗め尽くした中国人民は幅広い心で様々な困難を乗り越え、中国に見捨てられた2800人あまりの日本人の子どもを収容し、育て上げた。中日国交正常化の後、中国政府は中日友好と人道主義的立場から、孤児たちに力強い支援の手を差し伸べ、これまでに大部分の残留孤児が日本に帰国し、定住している」と述べました。

 また、温首相は「中日両国は平和的に付き合えば双方にメリットがあり、争えばともに被害を蒙る。双方は歴史を鏡にし、未来に目を向け、中日間の4つの政治文書の原則と精神に基づき、平和共存、互恵協力、共同発展、世々代々の友好を続け、アジアと世界の平和、安定と繁栄を促すため、しかるべき貢献をしていかなければならない」と強調しました。

 これに対して、日本残留孤児たちは、今後も引き続き中日友好事業に力を尽くし、両国人民の世々代々に渡る友好のため力を尽くしていくと述べました。(翻訳:Yan)

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