中国機械工程学会は9日、中国の有名なエンジニア包起帆氏がWFEO・世界技術組織連盟のHassib J.Sabbagh賞を受賞することを明らかにしました。

　包起帆氏は、上海市にある羅涇散雑貨埠頭工事の設計に参加し、埠頭や鉄鋼工場、発電所などが、市内を流れる黄浦江の両岸を共同で使える方案を提出しました。この方案は「省エネ型、環境にやさしい」と業界で言われています。羅涇散雑貨埠頭は2007年に完成し、全長2700メートルで、年間4380万トンの雑貨を積み下ろすことができます。

　WFEOは1968年に設立された最大の非政府技術組織です。Hassib J.Sabbagh賞は2年に1回選出されるということです。（万、畠澤）