中国の温家宝首相は現地時間6日午後、エジプトの首都カイロにある中国企業「華為公司」中東北アフリカ研修センターを視察しました。
温家宝首相は同研修センターで、アフリカ各国の受講者との座談会とテレビ会議に出席した際、中国の古い言い回し、「授人以魚 不如授人以漁(魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える)」を引用して、中国の対アフリカ援助はアフリカ諸国の自助努力の強化を重点にすべきだと強調しました。
温家宝首相ら一行が乗った車がカイロにある華為公司の中東北アフリカ研修センターを訪れた時、アフリカの受講者たちは地元の伝統的な舞踊を披露して歓迎しました。
華為公司は中国の著名な電信ソリューションのサプライヤとして、世界をリードする技術を有しています。エジプト以外にも、華為社は南アフリカ、ナイジェリア、ケニアなど数多くのアフリカの国で研修センターを設置し、アフリカに数多くの技術者を養成しました。中でも、カイロに位置する中東北アフリカ研修センターだけでも、ここ4年、20以上の国の5000人あまりの受講者を養成しました。これらの受講者は現在、地元の電信事業を促進する重要な任務を担っています。
温家宝首相はまたアフリカに進出した中国企業に対し、地元法令の遵守、信義誠実の原則をまもり、企業の管理をしっかり行うと同時に、私心なく地元従業員の養成に当たるよう求め、「中国の企業がアフリカの人々に微力ながらも力を尽くすことができれば、喜ばしく思う」と話しました。
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