今月3日から4日にかけてミャンマーを訪問したアメリカのキャンベル国務次官補は「アメリカはミャンマーとの関係を改善する用意がある」と述べました。
キャンベル次官補は、オバマ政権が進める直接対話の実現に向け、ミャンマーを訪問したもので、アメリカ政府高官による訪問は十数年ぶりとなりました。期間中、首都ネピドーでミャンマーのテイン・セイン首相と会談したほか、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんと単独でおよそ2時間にわたって面会しました。
キャンベル次官補は4日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンの空港で記者に対し「ミャンマーの指導者との会談で、アメリカ政府は両国関係の改善に踏み出す用意があると伝えた」と述べるとともに、「関係改善はミャンマー政府の努力次第だ」とも強調しました。(鵬)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |