北京市衛生局の方来英局長は31日、北京地区で新型インフルエンザH1N1の大感染が起きる可能性は低いと表明しました。
方来英局長によりますと、北京はすでに330万人分のワクチンを確保し、12月中旬までに重点対象者500万人への予防接種を終え、年末までに新型インフルエンザに対する免疫障壁が確立できるということです。
方局長はまた、「北京市は予防とコントロールのレベルを調整し続けているが、それは警戒レベルの引き上げを意味しない。大規模な予防接種の展開に伴って、北京地区で10%から20%の市民の感染を防げるだろう」と見ています。
北京市衛生局の統計データでは、10月28日までに北京で6743人の感染例が報告され、このうち、重症患者は10人以下でした。死亡例3人のうち、新型インフルエンザが直接原因だったのは1人だけで、残り2人は新型インフルエンザが完治してから、他の病気にかかって死亡したということです。(翻訳:Yan、金井)
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