範麗青報道官はこの日行われた記者会見で、「両岸メディアが常設機関を互いに設立することは、両岸関係の発展に必要なものであり、両岸メディアの共通の願いでもある。また、メディア取材の正常化を実現するためにも重要である」と述べました。その上で、「双方は常設機関の設立に向けて、共に努力していくべきだ」と呼びかけました。

　台湾の関係部門は27日、「台湾に駐在している大陸のメディアは今後、台湾における取材に際して、台湾の新聞局に報告する必要はない」と発表しました。これに対して、範麗青報道官は「大陸側は台湾記者の報告義務をとっくに廃止している」と述べた上で、両岸のメディア交流を引き続き推進していくことを強調しました。（Katsu/田中）