中国雲南省商務庁が26日明らかにしたところによりますと、今年1月から9月まで、雲南省の企業はミョンマー、ラオス、ベトナムの3カ国で37社の企業を設立し、契約投資額は3億5400万ドルに達したということです。

　雲南省は中国の周辺諸国への投資を行う重要な連携地域です。経済の回復に伴い、国際市場へ進出する雲南省企業の足どりも速められ、周辺諸国との経済連携も強化されています。現在、雲南と隣接するミャンマー、ラオス、ベトナムなど東南アジア諸国が雲南省企業の海外への主な投資先となっています。

　昨年、国際金融危機の下でも、雲南省とラオスの経済貿易額は1億1000万ドルに達し、現在も増加しつつあります。そのうち、ゴムの木の栽培と麻薬代替植物プロジェクトへの投資額は5億ドルを超え、植物産品の大部分は中国に輸出されています。（翻訳：トウエンカ）